5/19 なでしこリーグ 日テレ・ベレーザvs日体大FIELDS -003-
こんにちは。
002の反省から観戦後すぐに記録に残そうと思います。
今回はひさしぶりのなでしこリーグ観戦です。
上京したての7年前に一度多摩に観戦に行き、その秘境っぷりからその後足が完全に遠のいていました。
約2年前に日本のレジェンドである澤選手が引退するということで皇后杯を3試合ほど見に行きましたが、純粋なリーグ戦はかなりひさしぶりとなります。
この日のカードは前年度なでしこ1部の王者日テレ・ベレーザと
前年度なでしこ2部の王者で昇格組の日体大FIELDSです。
試合会場は東京都北区西が丘の「味の素フィールド西が丘」。
何度か訪れたことがありますが、ピッチと客席の距離が近く写真が撮りやすいので割りとお気に入りの会場です。今回気づけば撮影枚数0枚でした…
最寄駅は都営三田線の本蓮沼駅でそこから徒歩で10分ほど。JRの赤羽駅と十条駅からバスが出ているようですが、都会のバスは運賃の払い方が田舎っぺには難しく利用したことはありません。
また、同じ敷地内(?)に味の素ナショナルトレーニングセンターがあります。
ベレーザのホームゲームです。チケットはチケットぴあ経由で購入。
以下のページに詳細はありますがかなり良心的な値段と感じます。
味の素フィールド西が丘の場合、SS席がメインスタンド中央で2500円(当日3000円)、その他全てがA席で1500円(当日2000円)です。
本蓮沼駅から来た場合、図のCが一番近くの入口となります。
気をつける点として、こちら側はビジターチーム側のためホームチームのグッズを身に着けている場合は入場できません。また、A席のチケットで入場する際ピンク色のSS席を通り抜けできないため、Bにたどり着くためには「C→D→A→B」と会場を一周するはめになってしまいます。
素直にBから入場することをおすすめします。
再入場も可能なようで、ハーフタイム中に近くのコンビニやスーパーにもいけます。おそらくチケットに印を付けるのだと思いますが詳細は不明です。
入場の際にボディチェックや荷物チェックは全くありませんでした。
今回この試合を選んだ理由は、比較的行きやすい場所+最近やっていたアジアカップで活躍していたベレーザの#14長谷川選手・#2清水選手を見たかったから+日体に後輩がいるからでした。
朝活でジムに行き、ゆっくりお風呂に入っていたら会場到着がキックオフギリギリ5分前となってしまいました。
着席と同時に選手入場。
後輩はメンバー外のようで少し残念。
偶然にも試合開始前、前節・前前節あたり(うろ覚え)になでしこリーグ100試合出場を達成した前述の長谷川選手と清水選手のセレモニーがありました。
長谷川選手にはチームメイトの#4土光選手から、清水選手にはお母様からそれぞれ花束の贈呈がありました。
2選手ともまだ21歳ですがかなりキャリアを積んでいてすごいの一言です。
周りに人がいるのが苦手なので、比較的人の少ない日体側で観戦することにします。
目の前にベンチとウォーミングアップゾーンがありベンチの選手とかなり近く会話もよく聞こえました笑
最前列だと1mもないことに驚きです。警備なども近くにいないので少し危険にも感じます。
試合は当初の予想通りかなり一方的な展開に。
体感のボール支配率は8:2ほど。
ベレーザが簡単に何本もパスをつなぎ日体が必死に跳ね返します。
本当に今までの今シーズンの試合を見ていないので両チームの戦術などはわかりませんが、ベレーザは日本代表の#20阪口選手が不在の影響か、決定的なシーンをなかなか作ることができずゴールを割ることができません。パスを回すことに終始している印象でした。
時折長谷川選手の突破から#9田中選手へのクロスや、#5隅田選手のミドルシュートがありますがゴールにはつながりません。
日体は最終ラインとGKで粘り強く跳ね返していますが、クリアをつなぐことができず守備に奔走しています。ベレーザラインの裏にボールが出てもCBの清水選手、#22岩清水選手を中心に落ち着いて処理され、FWにボールが収まりません。
その中で前半最大のチャンスはベレーザ。
エリア内で選手が倒されPKとなりますが、田中選手のシュートは惜しくも左ポストに嫌われてしまいました。
この日の主審は全体的にベレーザ寄りのジャッジ(日体側で観戦していたからそう感じたのかもしれません)で、少しの接触・転倒のたびに笛を吹いていてやりすぎ感がありました。ジャッジの基準も曖昧です。このPKもそこまでたいしたことないプレーに感じましたが主審が絶対です。
日本の審判のレベル向上も必須課題だと思います。
日体ベンチは抗議していましたが、軽くあしらわれていました。
前半終了間際、早速日体ベンチが動きます。
FWの#18児野選手に替えて#20李選手を投入しようとしますが、なかなかボールが切れず交代できないまま前半終了のホイッスル。
そのまま前半はスコアレスで終了しました。
児野選手は高校選手権で藤枝順心高校の優勝メンバーでしたが、この日はあまりパッとせず。前線から必死にボールを追いかけていましたが、個人的にはオーバーウェイトと髪が邪魔な気がしました。
ハーフタイムは特にすることがなかったため、入場時に配布されてマッチデープログラムを見ることに。
12時過ぎ頃から、中里選手と清水選手のサイン会の抽選を実施していたようです。HPにも記載がなかったため全く知りませんでした。
ファンクラブ会員がメインターゲットなようで新参者にはハードルが高いイベントです。ファンクラブ会員は抽選不要でした。
次回はもう少し早く会場に行ってみたいと思います。
ラグビーのトップリーグでは試合後にサイン会が実施されていたのを見ていたので試合前に実施するのは意外でした。
試合前は集中力を高めたいと思うのですがどうなのでしょうか。
試合後に実施されても万が一負けた場合は選手としては少し嫌な気がするのでどっちもどっちですね。
ファンサは練習場でが一番よいと思います。
よくよく調べると、サイン会は試合後に実施された模様です。
試合終了後すぐ次の用事に向かったため気づきませんでした。
さて後半キックオフ。
後半開始から日体は李選手がIN。
攻撃方向が入れ替わったため、ほとんど遠くのサイドで試合が進んでいきます。
動きたくなかったのでそのままの場所で観戦。バックスタンド側の観客は前半より心なしか移動していました。
当然あまり見えないので特に記憶に残っていません。
ベレーザは途中#18小林選手を投入。
その後田中選手のゴールで先制。
今度は#10籾木選手を投入。
怪我をしていたようでひさしぶりの出場だそうです。
ゴール裏とバックスタンドが沸きます。
そして試合終了間際にその籾木選手が復帰ゴールを決めました。
籾木選手すごいです。持ってますね。10番が活躍するとチームの士気が上がります。
ベレーザの選手たちはとてもうれしそうでした。
結果は2−0。
両チームの実力差からもっと点差がついてもおかしくない試合でしたが、ベレーザが決定力を欠いたのと日体守備陣の奮闘でこのスコアです。たださすがのベレーザは決めるところは決めてきます。
ミーハーなので長谷川選手に目が行きがちでしたが、右サイドの#15宮澤選手も果敢な仕掛けからの突破がとてもよかったです。得点ランク上位にいるので調子もいいのでしょうね。次は得点にも期待したいです。
ベレーザは後半長谷川選手がインサイドハーフに移ってから流れがよくなったような気もします。前半の田中選手はCBとボランチにほぼ完璧に抑え込まれていたのですが、後半は多少余裕が生まれたのでしょうか。
長谷川選手表紙のマッチデープログラムにもでかでかと「インサイドから見せ場をつくる!」と書いてあったのになぜ左サイドで先発したのでしょうか。
代表ではサイドしか見たことはありませんが、この日のチームでは真ん中の方がよかった気がします。
前半目の前でバカ上手いターンを見られたのはとてもよかったです。
日体は児野選手U-20代表で活躍してほしいです。
キャプテンの嶋田選手、わたしがやってる時代はメニーナかベレーザにいた記憶がありましたが移籍していたんですね。
全体を通しての感想、以前と比べてリーグのレベルは確実に上がっているように感じました。
両チームとも若い20代前半の選手が中心で見ていて楽しめました。単純なのでベレーザファンになりそうです。
また来週も観に行こうと思います。